GalleryはRoomの序章として楽しむ
部屋へ入る序章として楽しんでほしい。
RainbowHutとdarkHut/関口恒男
関口恒男氏(栃木)はインドや台湾で作品を制作するなど世界を巡るアーティストだ。2014年5月が2ヶ月をかけロビーを作品空間「RainbowHut」に作り替えた。作品はNHK朝のNewsで中継されるなど話題を呼んだ。2016年にはアートフェスでIceRainbowHutを制作。さらに装置内部にdarkHutを製作中である。
大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレでの作品
キネティックアートの鬼才/野田智之
野田智之氏(愛知)は越後妻有大地の芸術祭2012でリサイクルアート美術館を、さらに台湾でも作品を展開しているキネティックアート作家である。北海道ではアートバラバラ計画に参画。摩周駅前に10数メートルの大きな作品を制作した。が10畳の客室全体を彼の宇宙空間に変換した。館内では宇宙シリーズを2014年に制作している。
Welcome to Teshikaga Land メイキングビデオ
え~~^。^ トイレも作品に。空間全体をアート化するぞ。
建物の壁、階段、天井、床 まだまだ キャンバス あるよ。
トイレにはガラスによる立体が展開/ Puf/蚯蚓
Puf/蚯蚓氏(所在不明)は「死」「性」をテーマとするガラスによる立体や絵画を制作する作家である。装置2階のトイレには氏の作品が展示されている。2013年に7days7roomMuseumに参加。冬の森に出現したアートロードには板絵を数十枚展示した。板絵は時間と共に朽ちていくがその過程も含めアートとしている。アートフェスには既に3回参加している。氏の作品は今年も「雪杜美術館」などで展示される。
20年前に制作されたpaf/蚯蚓の作品群のPV
2年目でも未完成。ぼこぼこトイレ/小林大悟
小林大悟氏(東京)、絵本創作で文部大臣賞を受賞した新進気鋭の作家である。2015年2月の滞在で装置1階に「ぼこぼこトイレ」を制作した。その後夏に完成を試みるが現在未完である。滞在制作の時には毎回ライブペインティングを披露。観客を沸かせている。客室EastRoomにも氏の作品が展示されている。
2015年夏 ライブペインティング
2015年冬 小林大悟/絵の紙芝居
広大な裏庭で毎年行われている「極寒芸術祭」
極寒芸術祭"Extreme Cold Art Festival"は、毎年2月2日から3月3日まで開催されます。芸術祭の主要会場は"Art Inn Extreme Cold Art Contagion Machine "周辺。芸術祭のメインは、極寒の森に展開される「"Yukimori Outdoor Museum"」です。France、Mexico、Taiwanなどから海外作家も参加。海外でも活躍している国内現代アート作家も多数参加、40点以上の作品を夜明けから21時まで鑑賞できます。
夕刻、森の中に赤いランプが灯りFire Hutの焚き火が鑑賞者を迎えます。マイナス15度を超える(極寒の始まり)と温泉川から舞い上がる湯気が空中で凍りダイヤモンドダストが発生します。幽玄の杜で見る自然美とアート作品の調和は極寒の時期にしか経験できません。場所固有の特別な「極寒風景」に対し、アーティストは何が創れるのかを問う国際的アート実験場となっています。「日本庭園の借景」のように、「自然美」と「アート」がお互いにその美を際立たせる。ここは神とアーティストが創る特別な場所なのです。(Producer 善/ZEn)
雪杜美術館
隣が川湯神社で霊験あらたかな森で違い冬だけの野外美術館を作る。地面というキャンバスをいじるのはすごく素敵なことで完成がドキドキ動き出す。融けてしまう雪でさえその瞬間はアースワーカーだ。
雪(杜美術館2015)