極寒藝術伝染装置はアーティスト達が作る小さな宿です。
建物の中はまるごとGallery。1500坪の森はEarthWork作品です。 

泊まれる美術館を目指して

5年前、弟子屈町で私たちが開催した7days7roomMuseum。温泉宿の客室がアートな空間へと変貌を遂げた一週間のインスタレーションでした。面白かった。その後作品は全て撤去され温泉宿の8畳の部屋に戻りました。何とか継続展示が出来ないかと3年前に古い温泉旅館を譲り受け活動を開始。全国から来たアーティストが滞在制作、その作品を身近で体感できる「泊まれる美術館+温泉」を目指し創作を続けています。ARtファンにはアートと宿泊することによってARtとの距離を極端に縮め「驚き」「発見」「安定」「畏怖」の感覚を得てもらいたいなと考えてます。
 

厳冬のARtINn極寒藝術伝染装置

厳冬のARtINn極寒藝術伝染装置

赤エゾマツの森を流れる温泉川に小さな滝が

赤エゾマツの森を流れる温泉川に小さな滝が

日本屈指の温泉がある宿

アートだけでは無く、温泉も一流。強く濃い湯は温泉ファンがうなる日本屈指の泉質。(まじで ほんと。)自噴・源泉掛け流しは全国でも数少ない温泉となりました。露天風呂には自噴源泉掛け流しの湯がとうとうと流れてます。日本有数の強い酸性の湯で、コンクリートや鉄をも溶かし湯気で金属も錆びてしまいます。温泉宿の経営者を悩ませてきた湯ですがこれを利用した【錆びの芸術】ができつつある。
 

極寒の自然環境でアートフェス

北海道道東地方、阿寒国立公園内の自然豊かな森。宿はそんな川湯温泉街の外れにあるのです。摩周湖や屈斜路湖にほど近く、北隣には湯の川が流れ、南は川湯神社、西には赤エゾマツの森が広がる1500坪の敷地にはエゾシカが出現。さらに冬はマイナス30度にもなる極寒と温泉・アートがコラボするすばらしい空間を創造します。2月にはその環境を利用し「てしかが極寒ARtフェスティバル」が開催されています。期間中、極寒の杜では「雪杜野外美術館」がオープン。
 

アートフェスの一環 雪杜美術館

アートフェスの一環 雪杜美術館

米国のレカ  イスラエルのマヤ

ゲストの半数はアートファンと外国人

外国人の印象は?

海外サイトから写真などでイメージしわざわざ来てくれる欧州系の外国人。直島は勿論、瀬戸内、妻有妻有など国際的アートフェスも彼らは知っている。そういえば、以前 直島で乗ったバスでは90%が外国の人だったなと思い出しました。アートインの印象を米国のレカイスラエルのマヤが語ってくれました。